Diana King(ダイアナ・キング)
レゲエ・ディーヴァ……であるが、披露する楽曲はR&B色の強いものが多い。中でも一般的に知られているのは、映画『
BAD BOYZ』の主題歌であった「
Shy Guy」(95年)だろう。ダンスホールとR&Bを最高のバランスで融合させたサウンドは、とにかくキャッチーの一言。"
マーシ・マーシ・マーシ♪"という一発で覚えられる印象的なサビや、そこはかとなくコブシを効かせた歌いまわしも、耳を引く要因だった。
他にも、切なく聴かせる「
Love Triangle」(95年)、
チャカ・カーンのカヴァー「
Ain't Nobody」(95年)、ハウスに挑んだ「
I Say A Little Prayer」(97年)……など、ヴァラエティに富んだハイ・クオリティなナンバーを呈示している。
(リッスンジャパン)
ジャマイカ出身のR&Bとヒップホップを取り込んだ女性レゲエ・シンガー。13歳の頃から歌手活動をはじめ、シャバ・ランクスのバックアップ・シンガーや映画『
クール・ランニングス』の参加を経て、95年にアルバム『
タファー・ザン・ラヴ』でデビュー。シングル「
シャイ・ガイ」の彼女自身による強烈なラガマフィン・ラップがうけて、世界的にヒット。日本人レゲエ・シンガー、
NAHKIとのデュエット「
愛のパトワ」で日本でもお馴染み。
CDジャーナル
そうそう、“マーシ・マーシ・マーシ♪”のフレーズに当時、キャチられました。
“マーシ・マーシ・マーシ♪”言えば、Diana King(ダイアナ・キング)の『Shy Guy』
“Goody,goody Goody,goody Lovin'♪”と言えば、Lisette Melendez (リセット・メレンデス)の『Goody Goddy』
“タラリ〜、ラン・ラン♪”と言えば、Crystal Waters(クリスタル・ウォーターズ)の『Gypsy Woman』
です。